放射線治療の現在

医者

サイバーナイフを始めとする高度な放射線治療は、現在様々な目的で行われます。がんの病巣が小さい場合には、完全に腫瘍部分を消失させる根治が目的です。サイバーナイフなどの放射線治療は、手術の後にも実施されます。このような場合の目的は、再発予防が主です。放射線によって取り残したがん細胞を完全にたたきます。最近では、事実上治療が難しい段階のがんにもサイバーナイフが用いられます。サイバーナイフは局所的な症状を抑える効果に優れ、緩和目的でも適用可能な治療です。がんのステージに応じて様々な使い方が出来るサイバーナイフは、新たな治療の選択肢と言えます。他の放射線治療を組み合わせることで、かなり高度な治療が叶うのが現在の医療です。

局所的な治療効果に長けるサイバーナイフは、外科手術がしにくいがんにも適用出来ます。ロボットアームを使用するのがサイバーナイフの特徴で、自由自在な照射が可能です。コンピューターの精密な計算によって、誤差のない照射を行ないます。呼吸による臓器の動きにも対応出来るこの治療は、内臓のがんにも有効です。現時点では、サイバーナイフの保険適用範囲は限られます。頭頸部のがんや肺、肝臓のがんなどが主な対象です。内臓のがんの場合、原発性や転移性を問わず適用されます。適用の範囲に該当すれば、サイバーナイフの費用の負担率は約3割です。サイバーナイフの場合、一般的な先進医療からは外れます。従って、先進医療補償などの対象外です。