自宅で出来る健康診断

看護師

消化器系の状態把握

健康診断といえば病院や診療所で行ってもらうか、会社などに医師が来てもらい行うといったものが一般的ですが、そのほとんどは検査によって診断が行われます。このため健康診断といっても後日に結果が知らされます。会社や自治体などが行う健康診断を除けば費用は全額自己負担になるため健康な人が時間を割いて、わざわざ病院や診療所にいって健康診断を受けるといったことはほとんどありません。しかし、潜在的に健康診断を受けたいという人は多く、このため自宅で行える健康診断として自ら血液や尿・便などを採取して検査機関で検査をしてしまうサービスが登場しています。これらは検査キットを購入して検査機関に送付するというもので、病院や診療所で受けるよりも短い時間で済ませることができます。

検便でわかること

消化器官を調べる上で有効な検査が検便検査になります。検便検査では大便を採取して調べるものです。以前は検便検査といえば寄生虫の有無を調べるために行われていましたが、現在では検査技術が発達して消化器系の状態を判断するために行われています。検便検査の具体的な内容としては、便に混じっている血液の存在です。健康な人であれば便に血液が混ざることがありませんが、胃炎・胃潰瘍など粘膜が傷ついて出血した場合には便に血液が混ざることになります。特に出血が認められる場合には、消化器官に何らかの疾患が発生していると判断することができます。検便検査では疾患が発生していると判断できる程度なので、これで異常が認められれば本格的な検査を受けて原因を特定する必要があります。血液が混ざっている可能性としては、胃炎・胃潰瘍のほか消化器官への癌が考えられ、また痔など原因になります。また肉食をするとその肉の血に反応する可能性があるため、検査前には肉食を控えることが正確な結果を知るためにも必要です。